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iCONMについて

センター長メッセージ

センター長 片岡 一則 (工学博士)
公益財団法人
川崎市産業振興財団
ナノ医療イノベーションセンター
センター長
片岡 一則 (工学博士)

羽田空港の対岸に位置する「川崎市殿町地区」のエリアは「キングスカイフロント」と名付けられ、ライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する「国際戦略拠点」の形成が進んでいます。ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)は、このエリアにおける中核機関として、平成27年4月に運営を開始しました。

人々が疾患から解放されていくことで、自律的に健康になっていく社会(スマートライフ社会)の実現を目指し、ナノ医療イノベーションセンターでは、人体内の「必要な場所で・必要な時に・必要な診断と治療」を行うウイルスサイズ(~50nm)のスマートナノマシンの創製による体内病院の構築など、これまでSFの世界でしか語られることのなかったことを現実のものとするために様々なプロジェクトが進められます。

異質・多様な技術・人材が集い交流する場として、オープンスペースや共有スペースを多用し、研究者間の緊密な連携を促進する設計を採用することで、新事業や新たなベンチャー企業を創出するオープンイノベーションを支える環境が整えられています。

片岡 一則

理事長メッセージ

理事長 三浦 淳
公益財団法人
川崎市産業振興財団
理事長
三浦 淳

平成27年4月、川崎市産業振興財団が、文部科学省の国際科学イノベーション拠点の採択を受け、川崎市とともに整備を進めてきた「ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)」の運用を開始しました。iCONMは、国家戦略特区の指定を受け、川崎市がライフサイエンス・環境分野における世界最高水準の研究開発から新産業を創出する拠点の形成を進めている羽田空港対岸の川崎市殿町地区のキングスカイフロント内に整備を進めてきました。このエリアには、実験動物中央研究所やジョンソン・アンド・ジョンソン東京サイエンスセンターなどのイノベーション拠点が集積しつつあります。

iCONMは、「一つ屋根の下」で産学官が連携するオープン・イノベーション体制で、医と工が融合して難治がんやアルツハイマー病などの治療・診断の実現をはじめ「川崎から世界に発信」する革新的課題の研究及び研究成果の実用化を目指しています。

今後とも、iCONMの目的の早期実現に向けて、施設の円滑な運営など研究環境の整備に努めてまいりますので、地元殿町の皆様をはじめ関係各位のご理解とご支援・ご協力をお願い申し上げます。

三浦 淳