2010 年 10 月 1 日更新

新聞記事掲載など

本研究室と滋賀医科大学・谷教授、放射線医学総合研究所・青木チームリーダーとの共同研究:超分子ナノキャリアによる見えるドラッグデリバリー:単一プラットフォームを用いた膵臓がんの診断と治療が、毎日新聞 (夕刊)、日経産業新聞、日本経済新聞電子版、10 月 1 日付の科学新聞に掲載されました。なお、この論文はアメリカがん協会発行の Cancer Research 誌 9月15日号の表紙でも紹介されています。

2010.09.09
毎日新聞 (夕刊)
抗がん剤くっきり画像化 東大など 効果確認しながら治療
日経産業新聞
薬物送達 診断と治療同時に 東大 マウスの膵臓がん縮小
日本経済新聞電子版
東大、がんへの集積から治療効果までを追跡できる新しい診断
― 治療機能一体型 DDS を開発
2010.10.01
科学新聞
診断・治療一体型 DDS マウス膵臓がんで効果 東大・片岡教授ら MRI で確認
(詳細)
高分子ミセルに抗がん剤と MRI 造影剤を搭載することによって、そのがんへの集積から治療効果までをイメージングにより追跡することができる新しい診断−治療機能一体型の DDS (「見える DDS」) の開発に成功しました。本システムを利用すれば、がん治療を薬物の患部への到達を確認しながら行うことができ、さらに治療効果をリアルタイムで追跡できるようになるものと考えられ、「手遅れのない」確実ながん治療の実現が期待されます。