2025.10.28
川崎市立中学校連合文化祭・理科生徒研究会で
中学生がiCONMを訪問
10月22日、キングスカイフロントにて川崎市立中学校連合文化祭・理科生徒研究発表会*が開催されました。発表会の後には、周辺の研究施設等を見学する時間が設けられ、iCONMには31名の生徒が訪れ、4Fのマグネットエリアにて、島﨑 眞・コミュニケーションマネジャーによるミニ講義が行われました。
講義では、施設名にもある「ナノ医療」とは何ナノか?から始まり、「薬を無駄なく使うには?」「投与する薬の量を減らすとどんないいことがあるのか?」「線維組織で覆われた膵臓がんを攻略するにはどんなアイデアがあるか?」といった質問を投げかけ、生徒たちが考えるといった形式で話が進められ、大学薬学部で習う「薬物動態学」の概要を学ぶ機会としました。また、「多様性」の重要性を学ぶために川崎市のブランドメッセージ「Colors, Future! いろいろって未来。」に触れながら、組織における役割の「分化」についても学びました。
講義の後には、生徒たちからは、「投与したナノマシンの寿命はどれくらいか?」「がん以外にどんな病気に使えるか?」など、大変示唆に富んだ質問が多数寄せられ、参加した生徒たちの関心の深さを伺うことができました。今回の見学をきっかけに、医療や科学研究に興味を持つ生徒が増えることを願っています。
*川崎市中学校連合文化祭・理科作品展で選出された優秀な研究を対象に開催された発表会。生徒の自然科学への関心を高め、科学的に探究する姿勢を育むことを目的として実施されており、市内3地区で開催。キングスカイフロントはその一会場となりました。![]()
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