島根県立益田高等学校(SSH)2年生が
iCONMで研究者体験
10月9日、スーパー・サイエンス・ハイスクール(SSH)に認定されている島根県立益田高等学校理数科2年生の生徒約30名が独自授業「サイエンスプログラム*」における関東研修の一環でiCONMを訪れ、研究体験と職員とのキャリア交流会を行いました。研究者の約4割が外国籍であるiCONMの強みを活かして、研究体験のインストラクションは外国籍研究員が英語で行いました。
まず初めに、島﨑 眞・コミュニケーションマネジャーよりiCONM/CHANGEに関する説明と本日体験する実験内容の説明を受けた後、3つの研究室を回り、それぞれに用意された研究手技を体験しました。
①電気泳動によるDNAの分析と精製
②共焦点レーザー顕微鏡を用いたがん組織の観察
③空気や水に不安定な化合物をグローバルバッグ内で採取
研究体験の後は、iCONM職員との交流会を行いました。英語での会話は、専門用語等で苦戦する場面もありましたが、都度質問や確認を行い、前のめりになって理解しようとする姿から高い関心を伺うことができました。中には将来、研究職や開発職を目指す生徒もおり、時間ギリギリまで質問をいただきました。
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参加した生徒たちの感想
・開発職を目指しているので、研究者の方々の話を実際に聞くことができてよかった
・外国籍の研究者と関わることで考え方を見直し、可能性を広げることができると感じた
・英語で話す機会があまりないため、会話や質問で実践することができてよかった
・自分の興味・関心を深め、仲間と共に研究を進められるように将来について真剣に考えようと思った
・グローバルな雰囲気に刺激を受けた。様々な専門分野に富んだ人材が集まっているが、目的は「人を助けること」に共通しており、これは全世界が目指すべき姿だと思った
*企業や研究所の先端研究や他校の研究内容等に触れることを通して自分たちの課題研究の内容を深めると共に、ロールモデルとの交流から進路への意識を高めることを目的とする独自授業
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