iCONM KiDS あいこんきっず

ナノ用語辞典

越境する好奇心

えっきょうするこうきしん
Border-less Curiosity

自分の専門領域に籠るのでなく、他領域にも足を踏み入れると新たな視点で物事を観ることができるという教え。日本の制度やカルチャーにおいては、何かと自らの専門指定を行わなくてはならず、「ガラスの壁」と呼ばれる境界ができやすい。この境界域こそ、しっかりとした協働が必要で互いにオーバーラップした「のりしろ」を形成する意識が求められる。

ちなみに「越境する好奇心」はiCONMの片岡一則センター長が、過去に東京大学において所属学科のパンフレット作成のインタビューを受けた際に出てきたことばで、その後、本人曰く「気に入って使っている」もの。(片岡一則.越境する好奇心.Drug Delivery System.2015,第30巻3号,p.180-181)

ここでは、ナノ医療などの世界で使われている用語について紹介します。