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脳内に抗体医薬を効率良く送達するスマートナノマシン®の分子設計と合成を行い、 アルツハイマー型認知症のモデルマウスにて脳実質内アミロイドβの凝集抑制を低用量で実証することに成功

公益財団法人川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(センター長:片岡一則、所在地:川崎市川崎区、略称:iCONM)は、東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻および東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科・脳神経病態学(脳神経内科)分野との共同研究のもと、脳内に抗体医薬を効率良く送達するスマートナノマシン®の分子設計と合成を行い、アルツハイマー型認知症のモデルマウスにて脳内アミロイドβ (Aβ) の凝集抑制を低用量で実証することに成功致しました。

Xie, Jinbing (iCONM), Gonzalez-Carter, Daniel (iCONM)が筆頭著者である本研究成果は、アメリカ化学会 (ACS) が発行する学術誌 ACS Nano (IF = 13.903) に掲載されました。

5月20日(水)にオンライン開催した記者説明会では、片岡一則 (ナノ医療イノベーションセンター・センター長)、津本浩平 (東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻・教授)、安楽泰孝 (東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻・特任准教授)、横田隆徳 (東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科 脳神経病態学(脳神経内科)分野・教授)らが登壇し、一般紙科学部やバイオ専門誌のジャーナリストたちとの深いディスカッションで盛り上がりました。

なお本研究は、科学技術振興機構 (JST) センター・オブ・イノベーション (COI) プログラムのプロジェクトCOINSから創出した基盤技術であるBBB突破型スマートナノマシンを、国立研究開発法人日本医療研究開発機構 (AMED) の脳科学研究戦略推進プログラムにおける研究開発で応用したものです。

論文はこちら


【片岡一則 センター長】

【津本浩平 教授】

【安楽泰孝 特任准教授】

【横田隆徳 教授】

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