ニュース&トピックス
第24回 iCONM Cross Cultural Event を開催
2月17日、iCONM管理部・横山美弥子さんによる Cross Cultural Event(異文化交流会)が開催されました。本イベントは、iCONM職員、施設利用者、川崎市や産業振興財団関係者を対象にしたもので、その高い多様性の効果的な活用を目的として実施しています。今回は、日本の文化を紹介する2回目の機会となり、横山さんの出身地である埼玉県川越市の歴史や文化、観光についてお話をうかがいました。
豊臣秀吉の命により関東へ移封された徳川家康は、北の重要な守りとして川越を整備し、江戸時代に入ってからも重鎮にこの地を守らせました。そのため当時の史跡も多く、菓子屋横丁や時の鐘といった観光名所もあり、また名産品であるサツマイモをベースとしたスイーツに惹かれて多くの観光客が集まるそうです。イベントに参加した外国籍研究者たちも、喜多院を始めとする桜の美しい風景などに惹かれ、今春、川越を訪れたいと述べていました。
また、横山さんの実家が銭湯を営んでいたということで、日本文化としての大変興味深い「銭湯」の話も伺うことができました。最近では、外国人にも人気だそうで、”SENTO” の利用法などを謳ったチラシなども配布されているそうです。
異文化は、必ずしも国籍によるものだけではなく、今後は共同研究を行う企業の文化なども取り入れていければと思います。
