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川崎市内の薬局で実習中の薬学部5年生を対象とした実務教育研修(2025年度第2期)をiCONMで実施

5月12日、川崎市薬剤師会が主催する薬学生のための実務教育研修が iCONM で開催されました。市内薬局で実習中の薬学部5年生約150名が対象で、3月、6月、9月の3期に分けて行われます。今回の第2期には39名が出席しました。iCONM/CHANGEに関する説明を、島﨑コミュニケーションマネジャーから受けた後、八木・川崎市看護協会常務理事から、地域医療における多職種連携の重要性について、特に薬剤師と看護師の連携がケアの質を高めるという話を、また、白ケ澤・アステラス製薬アドボカシー担当からは、少子高齢化で医療財源の確保が難しくなっている現状を鑑みて、製薬企業と薬剤師が執るべき行動についての講演を聴講しました。

続くiCONM の施設見学の後、八木氏、白ケ澤氏、神田特任研究員、島﨑マネジャーの4名が4つの班に分けられた薬学生を順にまわり、将来の進路のことや、研究内容について交流しました。各班には、川崎市薬剤師会の方々も加わり、薬剤師免許を取得することの意味や、その多様性のある活躍の場、患者さんや医師、看護師とのコミュニケーションのあり方等について様々なコメントを頂きました。最後に薬剤師会の小松・実務実習委員から、「本日体験したこと、見聞きしたことが将来必ず活かされる機会があると思う。薬局や薬剤師を取り巻く環境も変わるので変革を恐れず新たな時代を築いて欲しい」との言葉を頂きお開きとなりました。

プロジェクトCHANGEでは、ケアイノベーションをひとつのテーマに掲げていますが、八木常務の講演でも述べられていたように地域包括ケアの実現のためにも薬剤師の先生方との連携促進や業務改善にご協力できたらと思います。

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