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変形性膝関節症、mRNA注射で治療へ 国内スタートアップが9月治験
未診断の患者さんも併せて、推定3千万人の患者数とされる変形性膝関節症。高齢者の歩行障害の原因として主となるものですが、根本的な薬物治療がなく、Unmet Medical Needs のひとつとも言えます。研究開発課題3で活躍する位髙啓史・大阪大学教授(iCONM主幹研究員)を中心に開発したmRNA薬は、マウスでの有効性と安全性が評価され、9月からオーストラリアにて臨床試験が開始されることとなりました。そのことが、8/8付けの日本経済新聞で報じられています。
歩行障害は、生活の質を大きく損ないます。また、ザラザラになった膝関節を、局所への薬剤投与で修復・再生し、ツルツルの状態にできるのであれば、健康寿命の延伸にも繋がると期待されます。
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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOSG2530L0V20C25A6000000/