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第38回Cross Cultural Eventを開催しました
9月7日、iCONM職員や施設利用者、川崎市および産業振興財団の関係者を対象に、Cross Cultural Event(異文化交流会)を開催しました。今回は特別回として、川崎市臨海部国際戦略本部にて臨海部のPRや学校との連携を担当する鈴木由里恵さんをお迎えし、キングスカイフロントが誕生した背景や、川崎市役所の仕事・組織文化について紹介していただきました。
まずは、キングスカイフロントが誕生した背景についてお話しいただきました。川崎臨海部では、明治時代以降、自動車や鉄鋼、石油化学などの産業が発展してきました。その後、産業構造の変化により、殿町にあったいすゞ自動車の工場が閉鎖されると、川崎市は新たな産業として健康・医療分野に着目し、その跡地にキングスカイフロントを整備しました。研究機関や企業などの集積が進み、新たな雇用が生まれました。
続いて、川崎市役所の仕事や組織文化についてお話しいただきました。川崎市役所では2~3年程度で人事異動することが多く、教育、福祉、産業振興、まちづくりなど、さまざまな分野を経験するジェネラリスト型の人材育成が特徴とのことです。また、市民や企業、市議会、国など多くの関係者との調整が重要な一方、キングスカイフロントや水素関連事業のように、前例のない取り組みにも挑戦する文化があるそうです。その背景には、東京と横浜の間に位置しているからこそ、独自の魅力を生み出すために挑戦を続けてきた川崎市の姿勢があります。川崎市のブランドメッセージ「Colors,Future! いろいろって、未来。」からも、多様性を大切にする川崎市の特徴がうかがえます。
質疑応答では、他都市と比較した川崎市の強みや、キングスカイフロントの今後について質問が寄せられました。住民の平均年齢が若いこと、東京と横浜の間という立地の良さ、新しいことに挑戦しやすい風土などが川崎市の強みとして挙げられました。また、政令指定都市の中でも安全性に関するランキングで上位に位置していることから、安全な街であることをPRしていきたいというお話もありました。加えて、キングスカイフロントがライフサイエンスやナノサイエンスの研究拠点であることを、今後さらに多くの人に知ってもらいたいとの思いも語られました。
今回、普段私たちが活動しているキングスカイフロントがどのように生まれたのかを知るとともに、川崎という街の特徴や、普段はなかなか知る機会のない市役所の仕事・文化に触れる貴重な機会となりました。川崎市が重んじる「多様性」は、さまざまな国籍や専門性を持つ人が集まるiCONMにとっても欠かせないものです。それぞれの知識や考え方を交わすことで、イノベーションにつなげていきたいと思います。







