ニュース&トピックス
iCONMとPOSTECH B-IRC:合同シンポジウム「次世代の細胞・遺伝子治療とナノ医療」を開催 2025年のMOUに基づく初の公式学術イベントとして難治性疾患に取り組むための国際研究協力ネットワークの基盤を築く
川崎産業振興財団ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)と、POSTECH(浦項工科大学校)バイオ未来技術革新研究 センター(B-IRC)は、2026年9月18日~19日、 韓国・浦項(ポハン)にあるPOSTECHキャンパス内のPOSCO国際センターにて、「2026 B-IRC & iCONM国際シンポジウム」を共同で開催しました。本シンポジウムは、2025年5月にiCONMとB-IRCが締結した共同研究開発に関する覚書(MOU)*に基づき、初めて開催された公式の共同学術イベントです。スマートナノメディシンおよび細胞・遺伝子治療(CGT)の分野で活躍する日本と韓国の研究者たちが一堂に会し、最新の科学の進歩を共有するとともに、持続的な共同研究に向けた具体的な機会を模索しました。
B-IRCは、韓国科学技術情報通信省および韓国国立研究財団の支援を受け、慶尚北道と浦項市が参画する「韓国研究卓越センタープログラム」のイノベーション研究センター(IRC)トラックの一環として、2023年に設立されました。同センターは、生体膜工学を通じて、細胞・遺伝子治療の中核技術の開発を目指しています。
冒頭、iCONMの片岡一則センター長とB-IRCのユ・ジュヨン所長による挨拶に続き、Controlled Release Society(CRS)の前会長であるマリア・J・ヴィセント博士が、ポリペプチドベースのナノ医薬品を用いた組織標的化および生物学的障壁の克服に関する戦略について基調講演を行いました。プログラムは「核酸治療薬送達技術」、「精密治療のためのスマートナノ医薬」、「免疫工学とがんナノ医薬」、「生物にヒントを得た材料とナノバイオエンジニアリング・プラットフォーム」の4つのセッションから構成されました。また、Cell Pressが学術出版に関するセッションを主催しました。日本と韓国の研究者たちは、トランスレーショナルな可能性を秘めた最新の研究成果を発表し、共通の研究開発課題について議論を交わしました。
「本シンポジウムは、B-IRCとiCONMの研究者が互いの研究の強みや関心事を理解し、共同研究の具体的な機会を見出すための重要な第一歩です。細胞・遺伝子治療およびナノ医療の分野において、持続的な共同研究プロジェクトや国際的な研究協力ネットワークの拡大を通じて、こうした継続的な学術交流をさらに発展させていくことを期待しています」」と、B-IRC所長のユ・ジュヨン教授は主催者を代表して述べました。
シンポジウム終了後も、iCONMとB-IRCは、互いの強みを活かして学術交流や共同研究を継続し、日本や韓国にとどまらない国際的な研究ネットワークの拡大を図っていきます。
シンポジウムの詳細については、以下のB-IRC国際シンポジウムのウェブサイトをご覧ください。
https://birc-symposium.postech.ac.kr/html/main/main.php
*POSTECH B-IRC とiCONMのMoUに関して:
https://iconm.kawasaki-net.ne.jp/pdf/20250602pressrelease.pdf







