細胞内シャトルとは
薬を目的の細胞まで届ける。ドラッグデリバリーシステム(DDS)は、その実現を目指して発展してきました。けれど、細胞に入った後の分子の軌跡は、ただ観察するほかありませんでした。
「細胞内シャトル」は、その軌跡を制御する人工分子です。何を運び、どこへ導くのか。分子がたどる道筋を、私たちが設計できるようにします。その先にあるのは、生命を理解し、操作し、治療し、発展させる新しい生命科学です。私たちは、そこに挑みます。
DDS × 生成AI × ペプチド科学
生成AIが設計図を描き、ペプチド科学がそれを働く分子へと仕上げます。DDSはその分子を目的の細胞まで運び、細胞内での軌跡までを制御します。
A01|シャトル実装班
研究代表者:持田 祐希
細胞内シャトルの分子基盤を築き、体の外から目的の細胞の中へ届ける技術を開発します。培養細胞から組織、そして個体へと適用の階層を広げ、創薬への応用を目指します。
A02|シャトル設計AI班
研究代表者:林 周斗
生成AIと分子シミュレーションにより、目的の細胞や分子だけを見分けるペプチドを設計します。これまで手の届かなかった標的を、計算の力で射程に入れます。
A03|シャトル機能開拓班
研究代表者:横尾 英知
ペプチドを高速に合成し、機能を見極める評価系を確立します。設計された配列を現実に働く分子へと鍛え、細胞内での輸送を支える新しい機能を生み出します。
分子輸送の未来を、ともにつくる。
細胞内シャトルは、本領域だけのものではありません。運びたい分子がある。動かしたい現象がある。その一つひとつが、次の使い道であり、新しい問いの入口です。
研究者、企業、行政、学協会。立場を越えてつながり、分子輸送を共通言語とする学術を立ち上げます。この輪を、やがて分野を越える大きな研究領域へ。本気で、そこを目指します。
分子輸送に関心をお持ちの方は、どうぞお声がけください。


