本研究室と東大病院腎内科・藤田敏郎教授との共同研究:腎疾患に対する siRNA デリバリーシステムの開発が、日本経済新聞と朝日新聞に掲載されました。
(詳細)
腎炎治療に効果がある siRNA を腎臓まで効率良く送達するデリバリーシステムの開発に成功し、動物実験で治療効果を確認しました。このデリバリーシステムは siRNA とポリエチレングリコール鎖を有するカチオン性ブロック共重合体間のポリイオンコンプレックス形成に基づくもので、PIC-nanocarrier と呼ばれます。今後、新しい腎炎治療薬としての展開が期待されます。