2025 年 8 月 30 日更新
近年のバイオサイエンスの進展と相呼応して、生体あるいはその構成要素(タンパク質・細胞など)とのインターフェースで機能する材料、すなわち、バイオマテリアル(Biomaterials)に対する関心は非常に大きくなってきている。バイオマテリアルの中には、人工臓器、ドラッグデリバリーシステム、バイオセンサなどの先端デバイスの中核素材として、すでに実用化されているものも数多い。また、外部刺激に応答してその構造や機能を変化させる材料(インテリジェントマテリアル)や、細胞の増殖・分化を適切な方向へ誘導する細胞応答制御材料といった新しいバイオマテリアルの研究・開発も各所で活発に進められるようになってきている。
------片岡一則編「生命材料工学」(裳華房)より

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2025/08/30
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【近未来の病院】スマホひとつで診察!薬も機械になる?|進研ゼミ
2025/06/19
片岡一則センター長が 6 月 6 日にコレージュ・ド・フランスで講義を行いました。コレージュ・ド・フランスは、1530年にフランソワ1世によって創設されたコレージュ・ロワイヤルに由来する伝統ある学問研究機関で、フランスにおける学問・教育の頂点に位置する国立の特別高等教育機関として現在も君臨しています。講義の様子は YouTube でご覧いただけます。

2025/04/13
ACS Publications 発行の Chemistry of Materials 誌 (Volume 37, Issue 7, 2457-2473)に掲載された論文 "Secondary structure-guided assembly of uniform disk-like polymeric micelles incorporating hydrophobic platinum drugs for improved tumor targeting" が Front Cover を飾りました。
Paper / Front Cover