2023 年 9 月 23 日更新
近年のバイオサイエンスの進展と相呼応して、生体あるいはその構成要素(タンパク質・細胞など)とのインターフェースで機能する材料、すなわち、バイオマテリアル(Biomaterials)に対する関心は非常に大きくなってきている。バイオマテリアルの中には、人工臓器、ドラッグデリバリーシステム、バイオセンサなどの先端デバイスの中核素材として、すでに実用化されているものも数多い。また、外部刺激に応答してその構造や機能を変化させる材料(インテリジェントマテリアル)や、細胞の増殖・分化を適切な方向へ誘導する細胞応答制御材料といった新しいバイオマテリアルの研究・開発も各所で活発に進められるようになってきている。
------片岡一則編「生命材料工学」(裳華房)より

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2023.09.19
片岡一則センター長が 2023年度クラリベイト引用栄誉賞を受賞しました。世界的な情報サービスプロバイダーである英国・クラリベイト社は、同社独自のデータ解析に基づきノーベル賞級の研究成果を創出する研究者を全世界から選出し、Citation LaureatesTM(引用栄誉賞)としてその功績を讃えています。本年度は、五ヶ国から23名が受賞致しました。
プレスリリース
2023年の「クラリベイト引用栄誉賞」、 ノーベル賞級の研究成果と23名の受賞者を発表
2023.08.27
持田祐希 副主幹研究員 (東京医科歯科大学難治疾患研究所先端ナノ医工学分野 講師) が The 13th SPSJ International Polymer Conference (IPC2023, Sapporo Convention Center, Hokkaido, Japan) にて Young Scientist Poster Award を受賞しました。受賞タイトルは「Effective and specific navigation of immune checkpoint blockade antibodies to glioblastoma by the glucose-PEGylation technology」(共著者:T. Yang, X. Liu, H. Kinoh, H. Cabral, K. Kataoka)です。
2023.05.28
昨年末のデータに基づいた Research.com 第 2 回化学領域トップ科学者ランキングで、片岡一則センター長が国内第 1 位、世界 42 位となりました。この順位は、論文数と引用数を加味して評価したもので、化学分野では、43,128 人のトップ科学者が調査されました。
Best Chemistry Scientists
2023.05.22
片岡一則センター長が第 34 回向井賞を受賞しました。5月22日に公益財団法人 東京応化科学技術振興財団で授賞式が行われました。
公益財団法人 東京応化科学技術振興財団
iCONM ニュース & トピックス
2023.02.25
片岡一則センター長が 2023 年度 Biomaterials Global Impact 賞を受賞しました。授賞式は、米国カリフォルニア州サンディエゴで 2023 年 4 月 19 日から 22 日まで開催される Society for Biomaterials (SFB) 2023 Annual Meeting and Exposition で開催されます。
Biomaterials Award Announcement 2023
2023.01.11
科学者向けのリサーチポータルサイト Research.com は 2022 年の Best Scientists を発表し、片岡一則センター長が Best Scientist Awardのほか、Materials Science in Japan Leader Award、Chemistry in Japan Leader Award を受賞しました。
Best Scientists - Chemistry