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【10月視察受入実績】フランスCEA、香港貿易発展局、全国理数科教育研究大会参加者、フィリピン聖心高等学校の学生が当センターを見学されました
10月1日(火)フランス・原子力庁(CEA)の会長、国際関係部のディレクターをはじめとした7名がフランス大使館を通じて、当センターの視察を行いました。当センターでは、木村プロジェクトリーダーより日本における医療イノベーションについての紹介を行い、岩崎副センター長よりセンターの概要を説明いたしました。また、Quader主任研究員よりiCONMで行っている研究内容を紹介し、実際に施設をご見学いただきました。限られた時間ではありましたが、施設見学中に質疑応答が行われ当センターへのご理解を深めていただきました。
10月1日(火)香港貿易発展局よりマーガレット・フォン総裁が当センターの視察を行いました。川崎市と香港貿易発展局は平成20年に覚書を取り交わして以降、活発な交流が行われ、今回は、川崎市市長への表敬訪問後にキングスカイフロントエリアの視察が行われました。当センターでは、三浦理事長からの財団としてのセンター設立係る経緯と意義について説明がなされ、木村プロジェクトリーダーよりCOINSの役割について紹介いたしました。所内見学はLiu研究員が中国語で行い、当センターの取り組みや今後のコラボレーションなどについて活発な意見交換がなされました。
10月4日(金)第47回全国理数科教育研究大会が川崎で開催され、大会終了後、全国18都道府県46名の先生方が当センターを視察されました。今回の視察は、当センターを含むオープンイノベーション拠点の見学を通して、課題の解決や新たな価値の創造に向けて積極的に挑戦しようとする態度を養う授業づくりに活用するという目的で実施されました。岩崎副センター長からは、自身の高校在籍中のエピソードを交え、当センターの研究内容について紹介を行い、施設をご見学いただきました。これからの研究を進めていく若い研究者育成のため、今回の見学が先生方の授業作りの一助となれば幸いです。
10月31日(木)フィリピン・セブ島より聖心高等学校の学生29名、教員3名が当センターを視察されました。聖心高等学校では毎年、日本で最先端の科学分野の研究施設や教育施設を訪問し、学生の好奇心を刺激し実際に触れること目的とした研修を実施しており、今回初めて当センターを視察されました。はじめに岩崎副センター長より当センターの概要説明を行い、Quader主任研究員より研究内容の紹介がありました。また、フィリピン出身の研究員West Paraisoより、科学者を志した理由や当センターでの研究に至るまでのエピソードの紹介があり、学生達は熱心に耳を傾け、たくさんの質問も寄せられました。終わりに、研究員がラボツアーを実施し、所内設備や施設についての説明を行いました。学生一人一人が非常に高い関心を持って、全体を通してメモを取り、質問が上がる様子が印象的でした。今回の視察が学生のキャリア形成の一助となれば幸いです。