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遺伝子治療の効率を安全かつ大幅に高める肝内毛細血管コーティング剤の開発
公益財団法人川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(センター長:片岡一則、所在地:川崎市川崎区、略称:iCONM)は、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長:平野俊夫、所在地:千葉県千葉市、略称:QST)の長田健介博士および東京大学大学院工学系研究科バイオエンジニアリング専攻の内田智士博士との共同研究により、世界で初めて、肝類洞壁の表面を選択的かつ一過性に覆う物質を開発し、遺伝子治療薬のクリアランスを制御することに成功しました。
本研究内容は、アメリカ科学振興協会 (AAAS) が発行する Science Advances (Impact Factor=12.804) に掲載されました。
6月26日(金)にオンライン開催した記者説明会では、片岡一則センター長 (ナノ医療イノベーションセンター)、内田智士特任助教 (東京大学工学系研究科バイオエンジニアリング専攻)、Dirisala Anjaneyulu研究員 (ナノ医療イノベーションセンター片岡・喜納ラボ)、長田健介主任研究員 (量子科学技術研究開発機構 量子生命科学領域)らが登壇し、一般紙科学部やバイオ専門誌のジャーナリストたちとの深いディスカッションで盛り上がりました。
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