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iCONMの宮崎拓也博士ら、学術誌の表紙を飾る。

iCONMの客員研究員(片岡・喜納ラボ)宮崎拓也博士およびカブラル・オラシオ博士(東京大学大学院工学系研究科・准教授)らによる “mRNA Delivery: Polymeric Nanocarriers with Controlled Chain Flexibility Boost mRNA Delivery In Vivo through Enhanced Structural Fastening” と題する学術論文が、8/19出版のAdvanced Healthcare Materials第9巻16号 に掲載されました。

柔らかいポリマーを用いて、mRNAをヌクレアーゼ等の分解酵素から保護し、生体内の安定性を高めた mRNA内含スマートナノマシン®の設計に関する本論文は、同号の表紙を飾り、そのデザインを宮崎博士およびオラシオ准教授が担いました。そもそも、スマートナノマシン®は、1966年に公開されたSF映画「ミクロの決死圏」から iCONMの片岡一則センター長が起案したもので、このデザインにも、その発想が活かされています。本デザインについて、宮崎博士は以下のように述べています。

「ミクロの決死圏の乗組員を日本の昔話である一寸法師としてデザインしました。将来、疾患治療用のmRNA製剤に関する論文を発表し、鬼退治をモチーフとした表紙を飾りたいと思っています」

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