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西日連携プロジェクト CONCORDの継続と拡大が決まる

スペインのUniversitat Internacional de Catalunya(UIC)とiCONMの間のオンライン会議が2月3日に開催され、両者の共同研究を今後も継続することで合意に至りました。CONCORDという名前のこの共同研究プロジェクトは、当初、スペイン国家研究機構(AEI)と日本医療研究開発機構(AMED)の支援の下始まり、iCONMの主任研究員であるサビーナ・カデール博士とUICの准教授であるロザリア・ロドリゲス博士がそれを統括し運営してきました。その後、日本学術振興会(JSPS)からの支援も得て、本プロジェクトは更に強化されました。また、スペイン・バルセロナ大学と国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)もこのコラボレーションのパートナーとなっています。今回開催された会議には、スペイン、日本両国から4研究機関合計20名が参加しました。

会議では、各参加者がそれぞれの研究分野を紹介し、少し説明することから始まりました。カデール博士とロドリゲス博士は、iCONMとUIC-Barcelonaの両方の研究所、および膠芽腫と肥満におけるナノ医療に対してAMED / AEIが資金提供したCONCORDプロジェクトについて広く紹介しました。その後、UIC博士課程に在籍するJesus Garcia氏と、iCONMの研究者であるWest Paraiso博士が、CONCORD研究プロジェクトに関連する最新の知見を共有しました。その後、参加者は質疑応答を行い、活発な討論が行われました。最後に、カデール博士およびロドリゲス博士はプロジェクトの将来の展望について述べ、片岡一則iCONMセンター長による参加者全員を奮い立たせる挨拶で閉会となりました。この国際協力を強化し拡大するために、これら4つの研究機関間でのオンライン会議を更に頻繁に実施することを検討しています。

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