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発がん遺伝子c-Mycの発現量に応じて最適な薬剤放出パターンを選択できる機能性ナノミセルの開発に成功
公益財団法人川崎市産業振興財団ナノ医療イノベーションセンターは、東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚・運動機能医学講座・耳鼻咽喉科頭頚部外科(教授:山岨達也 先生)松本 有講師の研究グループおよび同学工学系研究科バイオエンジニアリング専攻(専攻長:三宅亮 先生)オラシオ・カブラル准教授の研究グループとの共同研究により、がんの発生原因のひとつとして考えられている c-Myc 転写因子の細胞内産生量に応じて抗がん剤を放出する高分子ナノミセルの開発に成功しました。
本研究内容は、ACS Nano (IF = 14.588 in 2019) に掲載されました。
2月18日(木)にオンライン開催した記者説明会では、片岡一則 センター長 (ナノ医療イノベーションセンター)、喜納宏昭 主幹研究員 (ナノ医療イノベーションセンター片岡・喜納ラボ)、柴崎仁志 先生 (東京大学大学院医学系研究科外科学専攻 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 医師)らが登壇し、一般紙科学部やバイオ専門誌のジャーナリストたちとの深いディスカッションで盛り上がりました。
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【片岡一則 iCONMセンター長】
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【喜納宏昭 主幹研究員】
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【柴崎仁志 先生】
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【Web会議室】