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3/27(土)第1回iCONM市民公開講座を開きました

令和3年3月27日(土)、第1回iCONM市民公開講座をZoomウェビナーにて開催しました。テーマはずばり、「ナノ医療って何ナノ??」です。
川崎市産業振興会館でのパブリックビューイングも同時開催し、中高生を含む川崎市民や企業を中心に270名を超える事前参加申し込みがありました。

講座は3部に分けて行い、第1部ではiCONMの片岡一則センター長が「薬の運び屋って誰ナノ?」と題し、iCONMの目指す「スマートライフケア社会」、「体内病院」を紹介した後、「薬が効かないことがあるのはなぜナノ?」「副作用がなくならないのはなぜナノ?」といった疑問に答えながら、これらを解決する手段「ナノマシン」の働きや、ナノマシンを用いた最新の治療法について講演しました。

第2部では、サエド・アバシ研究員が「病気の原因ってどこナノ?」と題し、病気になるというのはどういうことか、病気が治るとはどういうことかについて説明しました。病気を根源から治す方法として核酸医薬品のしくみや可能性について、昨年ノーベル賞を受賞したゲノム編集技術クリスパー・キャスナイン(CRISPR/Cas9)の解説とともに、魅力的に語りました。

第3部では、新型コロナウイルスの蔓延により関心の高まっている「ワクチン」について、近頃テレビ出演も増えている内田智士副主幹研究員が「ところで、ワクチンってどうなの?」と題して講演しました。ワクチンが効く仕組みや、その臨床開発の進め方、さらには新型コロナウイルスに対するワクチン開発など、一般に関心の高まっている話題について分かりやすく解説しました。参加者への質問「対新型コロナウイルのワクチンを接種したいか」に対し、「したい」という回答が講演の前と後で6割から8割に増えるという結果も見られました。

参加者からは「目に見えないナノマシンをどうやって作るのか」「ワクチンをミセルに入れるとどんなメリットがあるのか」「ミセルに入れた薬はどのように体内で放出されるのか」「未知のウイルスにもmRNAワクチンで対応できるか」など様々な質問があり、ナノ医療に対して深い興味を持っていただけたことがうかがえました。

iCONM初の試みとなる市民公開講座でしたが、様々な職種・世代の人達にiCONMの研究を知っていただくため、極力専門用語を使わずに資料を準備するなかで、私たちにとっても様々な気づきがあり、大変貴重な機会となりました。ご参加いただいた皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
次回は5月29日(土)開催が決定いたしました。詳細が決まりましたらホームページにてご案内いたします。どうぞお楽しみに。

講演の概要はこちらをご参照ください。

第一部:「薬の運び屋って誰ナノ?」

【片岡一則 iCONMセンター長】
第二部:「病気の原因ってどこナノ?」

【サエド・アバシ研究員】
第三部:「ところで、ワクチンってどうナノ?」

【内田智士 副主幹研究員】
ディスカッション

【左上:司会 佐竹麻美さん/右上:サエド・アバシ 研究員/左下:片岡和則 iCONMセンター長/右下:内田智士 副主幹研究員】

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