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第21回 Cross Cultural Eventを開催
11月25日、外国籍研究者比率が38%というiCONM組織の多様性を効果的に運用するための基盤形成として行われているCross Cultural Event の第21回目が開催されました。演者は、西山ラボの Haochen Guo 博士。生まれ故郷、中国ウイグル自治区の首府「ウルムチ」について紹介しました。西遊記にも登場する火焔山のある砂漠と険しい天山山脈の地。昔からシルクロードの中間地点にあたる難所としても有名で東洋と西洋の文化が交流する場所でもありました。民芸品として、とても美しい絨毯やウルムチの男性が必ず携帯する芸術的な特殊ナイフが紹介され、また、晴天が続くこの地では野菜や果物がよく育つため種類も豊富で安くて美味しいそうです。講演後、「是非、学術会議をウルムチで企画して欲しい」といった声が研究者から起こるなど、大変魅力的な街として評判を呼びました。