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第23回Cross Cultural Eventを開催
1月20日、iCONMに在籍する外国人研究員と日本人研究員・職員との異文化交流イベントをオンライン開催しました。本イベントはiCONM職員、施設利用者、川崎市や産業振興財団関係者を対象にしたもので、その高い多様性の効果的な活用を目的として実施しています。
今回は、iCONM片岡喜納ラボの Wan-Ling Foo 特任研究員から母国マレーシアの地理・歴史・文化について紹介いただきました。1957年に英国の所領から独立したマレーシアは、マレー半島だけでなくボルネオ島の一部も所有していると聞いて驚いた参加者は少なくなく、また国王が5年ごとに13州のうちの9名の君主が交代で担うというユニークな制度も大変興味深い話でした。国民は、7割を占める原住民のマレー人のほか中国系およびインド系人種で締めています。宗教上の理由でマレーの料理には豚肉がなく、インド料理には牛肉がありません。中華料理には両方あります。これら3つの異なる食文化が絶妙な調和を保ちながらひとつの国に同居していることは、Diversity Management の観点で大変参考になりました。また、「ペナン島」に代表される数々の風光明媚な観光地も紹介され、誰もが一度は訪れたいと思ったことでしょう。次回は、日本の文化を紹介する番です。