2024 年 3 月 24 日更新
近年のバイオサイエンスの進展と相呼応して、生体あるいはその構成要素(タンパク質・細胞など)とのインターフェースで機能する材料、すなわち、バイオマテリアル(Biomaterials)に対する関心は非常に大きくなってきている。バイオマテリアルの中には、人工臓器、ドラッグデリバリーシステム、バイオセンサなどの先端デバイスの中核素材として、すでに実用化されているものも数多い。また、外部刺激に応答してその構造や機能を変化させる材料(インテリジェントマテリアル)や、細胞の増殖・分化を適切な方向へ誘導する細胞応答制御材料といった新しいバイオマテリアルの研究・開発も各所で活発に進められるようになってきている。
------片岡一則編「生命材料工学」(裳華房)より

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2024.03.24
2022 年 6 月に Macromolecular Rapid Communications へ掲載された論文が、2022 年にダウンロードされた論文のトップ 10 % に選ばれました。
▶ A. Dirisala, S. Uchida, J. Li, J. F. R. V. Guyse, K. Hayashi, S. V. C. Vummaleti, S. Kaur, Y. Mochida, S. Fukushima, K. Kataoka, Effective mRNA protection by poly(L-ornithine) synergizes with endosomal escape functionality of a charge-conversion polymer toward maximizing mRNA introduction efficiency. Macromol. Rapid Commun. 43(12) 2100754 (2022) (DOI: 10.1002/marc.202100754)
2024.01.09
日比谷図書文化館にて、片岡一則センター長が講演を行います。参加ご希望の方は下記リンク先より申し込みください。
患部を狙って薬を運ぶナノマシン 効率の良い治療が期待できる「がん」「認知症」の近未来医療 (外部サイト)
2023.11.15
片岡一則センター長が Clarivate Analytics (Web of Science)の 2023 年度 Highly Cited Researchers(当該分野においてその研究が引用された上位 1 % の研究者)に選ばれました。
プレスリリース
List of 2023 Highly Cited Researchers
Researcher Page (Kazunori Kataoka)
2023.11.06
片岡一則センター長がクラリベイト引用栄誉賞の受賞に際して受けたインタビューの動画が以下のサイトからご覧になれます。
Kazunori Kataoka - Citation Laureate 2023 in Chemistry
2023.10.21
片岡一則センター長が本日放送される TBS「ニュースキャスター7days」にビデオ出演します。(生放送のため、番組内容が変更になる場合がございます)
2023.09.19
片岡一則センター長が 2023年度クラリベイト引用栄誉賞を受賞しました。世界的な情報サービスプロバイダーである英国・クラリベイト社は、同社独自のデータ解析に基づきノーベル賞級の研究成果を創出する研究者を全世界から選出し、Citation LaureatesTM(引用栄誉賞)としてその功績を讃えています。本年度は、五ヶ国から23名が受賞致しました。
プレスリリース
2023年の「クラリベイト引用栄誉賞」、 ノーベル賞級の研究成果と23名の受賞者を発表