NanoBio First 最先端研究開発支援(FIRST)プログラム 「ナノバイオテクノロジーが先導する診断・治療イノベーション」 ナノバイオ・ファースト Eglish

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プロジェクト概要

研究者データ

木村 廣道

木村 廣道/ Hiromichi KIMURA
共同提案者

先端的ナノテクノロジーが先導するエコメディシンに関する評価系構築

 超高齢・成熟社会を迎えた日本は、がんといった国民のunmet medical needsへの対応策が早急に求められる。ただ、オーダーメード医療に代表される高度医療はその高価さゆえに国民からのアクセスが自ずと限定されてしまう。そこで、日本の「ものつくり」の強みが展開でき、しかも国際競争力のあるナノテクノロジーの技術基盤を活用し、安心・安全、副作用の少ない医薬品・医療機器や、医療現場にやさしく手間がかからない製品、専門医が不在でも対応できるような製品の開発を進めていくことが最も効率的に医療の質の向上や国際競争力強化に資すると考える。  本分野の研究では、先端ナノテクノロジーを活用した医薬品・医療機器の世界的な研究開発動向を踏まえ、その製品化が医療費や医療・社会システム全体に及ぼす影響を定量化していく。具体的には、まずナノテクを活用・搭載した製品を医療経済的な観点から解析する。更に副作用や入院期間・診察回数の減少といった医療費への直接的な低減効果だけでなく、医療者の生産性向上による医療の効率化、環境負荷の低減、新たな雇用創出といった副次的な効果についても検討を行う。これらの活動により、本プロジェクトの研究成果が生み出す社会的インパクトを正確に把握できるだけでなく、プロジェクト全体としての評価に構築された系の活用が可能となる。

所属 東京大学
大学院薬学系研究科 寄付講座
ファーマコビジネス・イノベーション教室
専門分野 生命科学・医薬品産業論、医療経営学
URL http://www.f.u-tokyo.ac.jp/~pbi/index.htm
TEL 03-5842-2454
FAX 03-5684-1062
MAIL 木村メールアドレス
住所 〒113-0033
東京都文京区本郷7-3-1

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