ニュース詳細
2011年10月24日: |
片岡研究室の「高分子ミセルのサイズ効果:精密粒径制御に基づく難治すい臓がん治療」の研究がNature Nanotechnologyに掲載されました (Published online: 23 October 2011; doi:10.1038/nnano.2011.166)。また、本成果が毎日新聞、産経新聞、読売新聞などで紹介されました。 本研究では、薬剤やDDSの集積性が乏しく未だ有効な治療法が確立されていない膵臓がんに対して、高分子ナノテクノロジーを基盤とした高分子ミセル型ナノキャリアの精密な粒径制御によって、抗がん剤内包ミセルのがん組織における集積性と浸透性を高め、顕著な抗がん活性を実現することに成功しました。 本研究成果は、Nature Nanotechnologyに掲載されました(Published online: 23 October 2011; doi:10.1038/nnano.2011.166)。 Abstract:http://www.nature.com/nnano/journal/vaop/ncurrent/abs/nnano.2011.166.html
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2011年1月28日: | FIRSTプロジェクトで行われている「高分子ミセルによる耐性がん治療」に関する最新の研究内容が日経産業新聞の「テクノトレンド」欄で紹介されました。
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2011年1月24日: | FIRSTプロジェクトの「制がん剤の薬剤耐性を克服するドラッグデリバリーシステム」の研究がNHKの番組で紹介されました。
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2011年 1月17日-18日: |
2つの最先端研究開発支援プログラム(FIRST)プロジェクト
「再生医療産業化に向けたシステムインテグレーション~臓器ファクトリーの創生~(中心研究者:岡野光夫 東京女子医科大学先端生命医科学研究所所長・教授)」と
「ナノバイオテクノロジーが先導する診断・治療イノベーション(中心研究者:片岡一則 東京大学大学院工学系/医学系研究科教授)」の合同シンポジウムとして、
2011年1月17-18日の二日間にわたり、FIRST国際シンポジウム「Medical Innovation of 21th Century」が学術総合センター一橋記念講堂にて開催されました。 Stefan Noreén 在日スウェーデン大使と高久史麿 日本医学会会長の来賓挨拶によりシンポジウムは開会されました。 相澤益男 内閣府総合科学技術会議議員、David Williams (Professor of Biomaterials, Director of International Affairs, Wake Forest Institute of Regenerative Medicine , USA)、 Marc Peschanski (Director of Institute for Stem Cell Therapy and Exploration of Monogenic Diseases, France)、 Hilary Calvert (Director of Anticancer Drug Discovery and Development, University College London Partners, UK)によるによる基調講演、 FIRSTプロジェクトの中心研究者である岡野光夫 教授と片岡一則 教授によるプロジェクト構想紹介、 また「いかに研究成果の社会還元を促進するか」というテーマに対するパネルディスカッションが開かれ、 FIRTSTプログラムに対する期待、課題や人材育成などに関する興味深い討論が行われました。 FIRSTプログラムに参画している若手研究者によるポスターセッションでは、活発な質問・意見交換・討論が見受けられました。プロジェクトメンバー企業による展示もありました。 NanobioFIRSTプログラムの共同研究者として、松村保広 国立がん研究センター東病院部長、西山伸宏 東京大学大学院医学系研究科准教授、宮原裕二 東京医科歯科大学生体材料工学研究所教授による 研究成果の報告が行われました。2日間を通じてのべ1000人近くの参加者が見られ、FIRSTプログラムの今後の研究成果および産業化に対する大きな期待が強く感じられるシンポジウムとなりました。 (ポスター・チラシ)
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2011年1月6日: |
東京大学片岡研究室の「制がん剤の薬剤耐性を克服するドラッグデリバリーシステム」の研究がScience Translational Medicine (5 January 2011; Vol. 3, Issue 64)の表紙を飾りました。また、本成果が日本経済新聞、毎日新聞、読売新聞、日刊工業新聞、NHKニュースなどで紹介されました。 (論文PDF)
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2010年12月16日: |
東京大学片岡研究室で行われている「高分子ミセルによるがん治療」に関する最新の研究内容が読売新聞夕刊科学欄で紹介されました。
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2010年9月9日: |
東京大学片岡研究室と滋賀医科大学・谷教授、放射線医学総合研究所・青木チームリーダーとの共同研究:超分子ナノキャリアによる見えるドラッグデリバリー:単一プラットフォームを用いた膵臓がんの診断と治療が、毎日新聞(夕刊)、日経産業新聞、日本経済新聞電子版および10月1日付けの科学新聞に掲載されました。
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2010年9月9日: | 津村内閣府大臣政務官がCNBI(ナノバイオインテグレーション拠点)及びナノバイオファーストの研究の視察に訪れました。プロジェクトの説明を受けた後、
研究施設を訪れ研究の様子を視察しました。 |
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2010年9月8日: | 9月15日に発刊されるCancer Researchに掲載される論文"Visible-drug delivery by supra-molecular nanocarriers directing to single-platformed diagnosis and therapy of pancreatic tumor model"について記者会見を行いました。 |
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2010年9月2日: | スペインの科学イノベーション大臣であるDr. Cristina Garmendiaの一行が、東京大学にナノバイオファーストプロジェクトを来訪し、説明を受け、研究の様子を見学しました。 |